人気のリピート系FX『ループ・イフダン』で勝つ方法 ~値幅の選定~

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投資歴9年のライター児山です。

FXで安定的に利益を出すためには、基礎知識や売買テクニックは不可欠ですが、最近では「初心者にも簡単にFXができる」ということから自動売買取引に人気が集まっています。そこで、人気トレンドである自動売買取引の中でも、「リピート系」と呼ばれる方法で勝つための知識を、全4回で解説します。

第3回となる今回のメインテーマは、「値幅の選定方法」。
ループ・イフダンは年率26%実績がありますが、誰でも必ず勝てるわけではありません。勝敗を大きく左右するのが「エントリー方法」ですが、その中でも「値幅の選定方法」はとくに重要なポイントです。

少し長文になりますが、これを読んでループ・イフダンのポイントを理解し、あなたも年率26%!いや、もっと上を目指してほしいと思います。

リピート系FXとは?

リピート系とは、「いくつかの条件を設定し、売り買いを繰り返す自動売買のこと」です。リピート系の金融商品を扱う会社はいくつかありますが、たとえば、ひまわり証券のリピート系FX『ループ・イフダン』は、3つの設定(通貨ペア、値幅、売買の方向)を選んで稼働させておくだけ。ほったらかしで年率26%以上を達成しているというので、驚きです。

リピート系FX『ループ・イフダン』とは

ひまわり証券は、実は日本ではじめてFXを個人に提供したFX 会社で、「エコトレ」という自動売買も業界に先んじて提供したことで有名です。
ひまわり証券が提供しているリピート系の『ループ・イフダン』とは、どういったサービスなのでしょうか。

・一定の値幅ごとに自動で注文を繰り返し、利益が出たポジションを決済
・一度エントリーしたらシステムが自動で運用するので、ほったらかしでOK
・運用しやすいことから、初心者を中心に人気

詳しくはこちら:ループ・イフダンの仕組み

筆者も普段から、投資資金を増やした後は、ある程度の資金を余剰資金として待機。少しでも安定的に資産を増やせる金融商品に換えていたりしますので、このパフォーマンスはかなり魅力的に感じます。

ループ・イフダンの「エントリー方法」

ループ・イフダンを運用するためには、「通貨ペア」、「売りor買い」、「ループ幅(値幅)」の3つを選定する必要があります。
通貨ペア選びからシステム稼働までの主な流れは、以下の通り。

1.通貨ペアを決める
2.売りか買いかの方向性を決める
3.売買する値幅を決める
4.1回の取引量と最大ポジション数を決める
5.システム稼働!

初心者はこれらの設定が難しそうに感じるかもしれません。でも大丈夫です。
システムの運用に必要な最低資金や直近~過去1年のパフォーマンスランキングが以下のように表示されていますので、参考にしながら選べるので安心です。

出典:ひまわり証券取引ツール

それでは、ループ・イフダンの運用で最初に設定が必要な「値幅の選定」について解説します。

ループ・イフダンでは、通貨ペアごとに値幅の種類

それでは、まずループ・イフダンの値幅の種類からみていきましょう。
ループ・イフダンの売り買いの値幅は、通貨ペアごとに異なります。ドル円で4種類の値幅があり、他の4通貨ペアで3種類の値幅があります。

それぞれ売りと買いがありますので、売買戦略は全部で32種類あることになります。各通貨ペアの値幅は以下のとおり。

米ドル円:15銭、25銭、50銭、100銭
ユーロ円:40銭、80銭、120銭
英ポンド円:50銭、100銭、150銭
豪ドル円:20銭、40銭、80銭
ユーロドル:20pips、40pips、60pips


※参考:ループ・イフダンの一覧

出典:ひまわり証券 https://sec.himawari-group.co.jp/loopifdone/about/

通貨ペアごとの値幅の種類を理解した次は、通貨ペアごとに「過去どのくらい価格変動幅があったか」を頭に入れましょう。

※参考:ループ・イフダンの通貨ペア別 過去5年間の年間変動幅

通貨ペア/
年間値幅
2017年 2016年 2015年 2014年 2013年 平均変動幅
米ドル円 11円36銭 23円23銭 10円2銭 21円9銭 18円88銭 16円91銭
ユーロ円 20円66銭 22円92銭 19円23銭 15円62銭 32円15銭 22円11銭
ポンド円 36円67銭 59円15銭 21円 25円82銭 17円81銭 32円9銭
豪ドル円 8円81銭 15円47銭 16円21銭 14円60銭 18円99銭 14円81銭
ユーロドル 1,752 1,263 1,241 1,898 1,148 1,460

上の表を見ると、変動幅の大きい順に以下のような並びとなります。

1.ポンド円
2.ユーロ円
3.米ドル円とユーロドル
4.豪ドル円

米ドル円でも、年によって10円ほどしか値動きがなかった年もあれば、2倍の20円以上変動した年もありました。

英ポンド円を見ると、2016年にはEU離脱の是非を問う国民投票が行われたためにかなりの変動幅ありますし、その年の変動幅を除いたとしても、平均して25円程度は変動します。意外にも、ユーロドルの変動幅は米ドル円と変わらないことが分かります。

通貨ペアごとの年間の変動幅を見ると、値幅設定は通貨ペアごとはもちろん、その年や相場によって変更したほうが収益が上がりやすいことが分かります。そして、ループ・イフダンの値幅は、それぞれの通貨ペアごとに値動きの幅を考慮して設定されていることが分かります。
詳しくはこちら:ループ・イフダンの仕組み

狭い値幅と広い値幅の違い

次に、値幅によって投資状況がどのように変化するかを見ていきましょう。
ループ・イフダンの値幅は、ドル円では売りと買いを合わせて8種(15銭,25銭,50銭,100銭)の値幅があります。
相場状況にもよりますが、基本的に「値幅は狭いほうが収益機会が多い分、ポジションを多く持つ」ため、広い値幅より多くの証拠金が必要となります。

※参考:値幅と収益チャンスと証拠金の関係

・値幅が狭いほうが、売り買いの機会が多くなるため収益機会が多い
・値幅が広いほうが、収益機会は減るが、逆に動いた場合に長く耐えられる
・値幅が狭いほうが、多くのポジションを保有するため、証拠金が必要になる
・値幅が広いほうが、ポジションの保有数が少ないので証拠金が少なくて良い

それぞれの値幅のメリット・デメリット

ループ・イフダンの値幅ですが、個人の投資スタイル次第で、どちらが良い悪いということはありません。
小刻みに利益を積み上げていくほうが良いという人は、値幅が狭いほうが良いでしょう。ただし、売買回数が多い分、コスト(スプレッド)が多く発生するため、手数料も含めたトータルの収支は値幅が広いほうが有利になることがあります。

また、トレンド相場とレンジ相場によっても値幅の違いによる影響がありそうです。

【トレンド相場】

・値幅が狭い:急騰に弱く、一気に上昇した場合でもトレンドには乗れるが、上昇分程度の収益に留まることが多い
・値幅が広い:急騰した際にはトレンドには乗れるが、値幅が狭い場合と同じく上昇分程度の収益に留まることが多い

【レンジ相場】

・値幅が狭い:約定回数が多く、収益機会が多い
・値幅が広い:約定回数が少なく、収益チャンスは少ない

筆者は、基本的にループ・イフダンでの売買は「レンジ相場のほうが有効」と考えています。
トレンド相場の場合は、押し目の浅い緩やかなトレンド相場が有効でしょう。しっかりとした勢いのあるトレンド相場の場合は、トレンドが終了する(トレンドラインを割り込む、ローソク足が移動平均線を下回るなど)まで保有しているほうが、利益が大きくなりそうに思えます。

相場に合った値幅の見つけ方

最後に実践編として、テクニカル指標を用いた相場に合った変動幅の見つけ方を解説します。
利用するテクニカル指標はボリンジャーバンドです。

米ドル円の週足チャートに表示させてみましょう。

※参考:米ドル円週足チャート

出典:ひまわり証券取引ツール

ボリンジャーバンドのかたちは「横ばい」、「拡大」、「縮小」の3つのパターンであることが分かります。これら3つのパターンによって、値幅を使い分ければ良いのです。

基本的にボリンジャーバンドが「拡大」時はトレンド相場ですので、その勢いによって値幅を広くするほうが良いと思います。逆に、ボリンジャーバンドが「横ばい」や「縮小」時は、レンジ相場になる傾向にありますから、収益機会を増やすために値幅は狭くしたほうが良いと思います。

ボリンジャーバンドのパターンとループ・イフダンの値幅の関係
横ばい:値幅は狭いほうが良い
拡大:値幅は広いほうが良い
縮小:値幅は徐々に狭くしてゆくほうが良い

では、上の米ドル円のチャートにこれらを当てはめてみてみましょう。

出典:ひまわり証券取引ツール

ボリンジャーバンドを表示するだけで、視覚的にレンジ相場なのかトレンド相場なのか分かりやすいかと思います。
横ばい、または縮小時から拡大のパターンへの判断は以下の通り。

・ 横ばい:ボリンジャーバンドが拡大、または3σから連続して飛び出す
・ 縮小:ローソク足が中心線を連続して越えて反対方向へ動く。またはボリンジャーバンドの上下のバンドが拡大

これにより、現在の相場がトレンド相場かレンジ相場かの判断ができるとともに、効果的なループ・イフダンの値幅を設定することができるのです。

まとめ

ループ・イフダンは、通貨ペアごとに値幅が狭いものと広いものがあります。これは、それぞれの通貨ペアの変動幅から適正に算出されているためです。
値幅が狭いほうが収益機会は多いが、証拠金が多めに必要です。一方、値幅が広いほうが証拠金は少なくても良いが、収益機会が少なくなってしまいます。

以上のことから、初心者の方はランキングの最低必要資金の項目を参考に、広めの値幅ではじめることをオススメします。収益機会は、狭い値幅に比べて減りますが、スプレッドなどの取引コストが少なくできるので、最終損益がプラスになりやすいです。

投資に慣れてきたときに、相場によって使い分けられるようにすると、よりエッジのある投資ができると思いますよ!

次回のテーマは「リピート系FXの提供会社比較」です。
お楽しみに!

ライタープロフィール
児山 将(こやま しょう)

2009年大学4年時にFX取引を始め、ビギナーズラック後にお約束のように強制ロスカット。飲食店勤務を経て、大手金融メディアでライター兼サイト制作を行う。ファンダメンタルズ分析を基本とし、株式、CFD、仮想通貨など多数の金融商品で短~中期取引を行い、毎月給料を超える収益を得る。

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