投資にはどんな種類があるの? 賢く投資ができるおすすめの方法

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投資歴10年・マネーライターの堀 聖人(ほり まさと)です。

今回は、今まで投資をしたことがないものの、これから投資を初めてみたいと考えている投資初心者の方に向けて、投資の種類とおすすめの方法をご紹介します。

自分に適した投資の種類を選択できれば、順調に資産運用できるかもしれませんし、反対に、選択を間違えば投資に失敗する可能性も……。投資の種類と方法の選択は、非常に重要です。

投資で利益を得る2つの方法

まず、投資の種類と方法を選ぶ上で基本となる「利益を得る方法」を覚えましょう。利益を得る方法には「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」の2つがあります。

インカムゲインとは

インカムゲインとは、定期収入のことです。何らかの金融商品に投資し、利益の一部を定期的に獲得する方法になります。

銀行預金の利息もインカムゲインにあたります。投資をしたことがないと思っている方でも、実は銀行預金という方法で投資をしたことがあるはずです。

ほかにも、不動産投資における家賃収入もインカムゲインに相当します。アパートの大家になって、住人から支払われる毎月の家賃収入を得る方法も、投資の一つです。

キャピタルゲインとは

キャピタルゲインとは、売却益のことです。ある金融商品を買い、売った時の差額で利益を得る。これがキャピタルゲインという利益獲得方法の一つです。

不動産投資にてマンション一部屋を2,000万円で購入し、価格が3,000万円になった時に売却したなら1,000万円の利益を得られますね。これがキャピタルゲインにあたります。

以上の通り、投資で利益を得られる方法は、インカムゲインとキャピタルゲインの2つがあります。この2つの方法を理解し、あなたの投資活動の方向性を決めましょう

たとえば、不動産投資と言っても、家賃収入というインカムゲインと、売却益で利益を獲得するキャピタルゲインの2種類があります。あなたはどちらがお好みですが?

コツコツとインカムゲインを受け取りたいという人もいれば、ガツンッとキャピタルゲインを狙いたいという人もいるでしょう。どちらが正解というのはありません。

言い換えれば、あなたがどちらかを選択し、トータルで元手資金を増やすことができたなら、それが “正解” なのです。

ちなみに、私は性格的にインカムゲインを狙う投資法が合っているようで、手がける投資の種類と方法の多くは、インカムゲインを収益の柱としています。

インカムゲインとキャピタルゲインの大きな違い

インカムゲインとキャピタルゲインの違いをはっきり理解することで、上手な投資につながります。

インカムゲイン:投資対象の信頼性が重要
キャピタルゲイン:投資対象商品の売買のタイミングが重要

利益を得る2つの方法とその違いについて、投資の例を挙げて説明します。たとえば、投資の種類の一つ「株式投資」にも、インカムゲインとキャピタルゲインを狙う方法があります。株式投資において、

インカムゲイン:配当金、株主優待
キャピタルゲイン:株式売却益

この2つのいずれか、または両方の利益を狙うことになります。配当金や株主優待は、年に1、2回、投資対象企業から付与されることになりますが、付与の前提は会社が配当金と株主優待を設定していることです。

もし会社経営状況が悪くなったり赤字に陥れば、配当金や株主優待が廃止されるかもしれません。当初期待していたインカムゲインを受け取ることができない場合は、投資としては失敗、と言えるでしょう。

ですから、インカムゲインを狙うには投資対象の信頼性、たとえば経営状態が良好なこと、または配当金や株主優待をこれまで長期間設定してきた実績があることが大切です。

逆に、株式投資においてキャピタルゲインを狙う場合、極端に言うと対象企業が赤字でも関係ありません。大切なのは、対象企業の株価が今後値上がりすることです。

安い時に買って高い時に売ればキャピタルゲインは獲得できますので、株価が上がりさえすれば良いのです。

キャピタルゲインを狙った投資方法の場合、買うタイミングと売るタイミングが適切なら利益は得られるため、インカムゲインを柱とする投資方法とは視点が違うことが分かります。

投資にはどんな種類があるの?

投資の種類と言っても数多くの種類がありますが、今回は初心者がまず知っておきたい代表的な投資の種類、且つ注目度の高い投資の種類を5つピックアップしました。

・株式投資
・投資信託
・ETF
・FX(外国為替証拠金取引)
・ビットコイン

これら5つの概要をご紹介しますので、インカムゲインかキャピタルゲイン、またはその両方を狙えるのかを考えてみましょう。

株式投資とは

株式投資とは、証券取引所に上場している会社の株を買う投資方法です。

例を挙げると、トヨタ自動車、ソフトバンク、三菱東京UFJなどなど。日本を代表する企業もあれば、名の知れない企業もあります。

およそ3600の銘柄からお好みで選択し、安い時に買って高くなったら売る。これが、キャピタルゲインを狙った、株式投資方法の一つです。

また、会社によっては配当金株主優待を設定していますので、対象銘柄の株を一定期間保有しインカムゲインを収益の柱とすることもできます。

私も長年株式投資をしていますが、主に配当や株主優待を狙ったものです。特に株主優待は会社ごとに贈呈される商品が違うので、様々な銘柄を保有し株式投資を堪能しています。

投資信託とは

投資信託とは、投資のプロに投資をお任せする投資方法です。投資をプロに信託するので “投資信託” というわけですね。

投資信託の本数(一般にファンドと言う)は日本国内のものだけで1万1,000ファンド以上あります。その中から自分のニーズを満たす投信ファンドを探すのは簡単ではありません。

投資信託のメリットは、投資を運用のプロにお任せできるので、自分は投資に必要な知識や時間は必要ありません

資金を預け、利益が出たらその一部を分配してもらえるため、投資に時間を割けない忙しい方には理想的なインカムゲインを狙った投資方法と言えます。

ただし、投資をお任せする以上、手数料がかかります。投信ファンドによって異なりますが、以下のような価格設定が一般的です。
・販売手数料:初回購入時にかかる手数料(購入時の1~3%)
・信託報酬:投信ファンド保有中にかかる手数料(約0.2~2.0%/年)
・信託財産留保額:解約時にかかる手数料(解約時の0.1~0.5%)

販売手数料と信託財産留保額に関しては無料のものもあるので、上手に選択して取引コストを抑えたいところです。

ちなみに、私は投資信託を保有していません。自分で投資をして損失を出した場合は諦めがつくのですが、プロにお任せして投資したのに損をしたら、自分で投資して損するよりも悔しいからです。

なんともつまらない理由ですが、私が投資方法を選ぶ際の考え方です。投資の種類と方法を選ぶのは、個人的な理由で良いのです。

ETFとは

ETFとは、Exchange Traded Fundsの略で、上場投資信託のことです。証券取引所に上場されている投資信託になります。

一般の投資信託は証券店頭窓口か証券各社のホームページにて購入しますが、ETFは上場している投資信託なので、一般の株と同じように取引できるのが特徴です。

また、同じ投資信託ファンドでもETFとして購入するなら、たいていの場合は取引コストをかなり抑えることができます。

ETFは株と同じように売買できるので、たとえば、10万円以下の売買なら取引手数料無料という証券口座を通して10万円以下のETFを購入すれば、手数料は0円です。

一般の投資信託とETFの違いをさらに挙げるなら、取引できる商品数でしょうか。

・一般の投資信託:約1万1,000本
・ETF:約230本

(参照元:投資信託協会日本取引所グループ

メジャーな銘柄を取引したいならETFで事足りるかもしれませんが、ETFでは買えないお好みのものを買いたいなら、一般の投資信託を選択することになります。

FX(外国為替証拠金取引)

FXとはForeign eXchangeの略で、外国為替証拠金取引のことで、為替市場で取引される各通貨レートに基づいて取引を行う投資方法になります。

FXの基本は、2つの通貨の相対取引(あいたいとりひき)です。つまり、一つの通貨をもう一つの通貨に対して買うまたは売る取引になります。

たとえば、FX投資家の間で人気の高い取引の一つ、米ドルと日本円の相対取引を一例に見てみます。

米ドル/日本円レートが100円の時に米ドルを1万ドル(100万円分)買い、レートが110円になった時に1万ドル(110万円分)を売ると10万円の利益になる。これがFX取引の一例です。

ただし、FXは証拠金取引なので、一定の証拠金をFX口座に入金してあれば、その証拠金の最大25倍の外貨を取引できます。

つまり、上の例で言うと、米ドルが100円の時に、FX口座に4万円を預ければ、25倍の外貨にあたる1万ドル分の取引ができるというわけです。(レバレッジ25倍の場合) これを、レバレッジをかける、またはレバレッジ取引とも言います。

レバレッジをどれほどかけるかは任意ですが、レバレッジが高くなればなるほどリスクが高い投資になります。リスクを抑えなるべく安全な投資がしたい方は低レバレッジでの取引を心がけてください。

FX取引では、デイトレードという投資方法でキャピタルゲインを狙って投資する方が少なくありませんが、FXデイトレードはハイリターン・ハイリスクな投資になる傾向があります。

ただし、FXでも各国通貨金利の差から生じる利益「スワップポイント」を狙うことも可能です。インカムゲインに当たるスワップポイントを狙いつつ利益を上げることができますので、リスクを抑えつつ上手に資産運用したいところです。

ビットコイン

ビットコインとは、仮想通貨(暗号通貨)の一種であり、代表格通貨でもあります。このビットコインを買ったり売ったりするのが投資方法の一つです。

ビットコイン投資の特徴はキャピタルゲインを狙う投資法で、インカムゲインはありません

・ビットコイン価格が値上がりする前に買い、値上がりしたら買う
・ビットコイン価格が値下がりする前に売り、値下がりしたら売る

この2つのうちいずれかを選択し取引することになります。今後のビットコイン価格動向を予測しながら投資をしましょう。

人気の高い投資の種類は?

投資の種類はいくつもあるわけですが、人気の高い投資の種類は何でしょうか?

参考までに、過去3年間、Googleトレンドで検索回数の多いキーワードはどれか調べてみました。

こちらは「日本」で「過去3年間」検索されたキーワードのボリュームを調べたものです。キーワードは先に挙げた投資法5種類で、株、投資信託、ETF、FX、ビットコインです。

株式投資の人気が根強く、2017年以降はビットコインを始めとした仮想通貨投資が台頭してきたことが分かりますが、実はFXの人気も相当高く、分散投資向きと言われるETFや投資信託よりも人気が高いのです。

FX投資で賢明に投資しようと思っている投資家がまだまだ多いことが分かります。

しかし、日本で人気の高いFX投資であっても、これから投資を始める投資初心者の方にFX投資が最適なのかどうかは別問題ですよね。

百聞は一見に如かず。まずはFX投資とはどんな種類の投資なのか、どのような方法で投資できるのか概要を説明します。FX投資の骨格を理解し、FX投資をするかどうか決めましょう。

FXではどうやって投資するの?

先に挙げたように、FXとは外国為替証拠金取引のことです。

米ドル、ユーロ、英ポンドなどの外貨を交換売買する為替取引で、外為取引(がいためとりひき)とも言われています。

以前FXはギャンブル行為に近く、非常に危険な投機行為であると言われていました。今でもそのように思っている人がいるようですが、それは大きな誤解です。

FX取引自体はリスクを抑えて取引することが可能なのですが、FXという投資方法をギャンブルと取り違えてしまった一部の個人投機家が、ギャンブルをするかのように取引。その後、大損失を被るといったニュースが話題になってしまったため、FX=ギャンブルというイメージが浸透してしまったのです。

FXはリスクを抑えて取引することが可能です。大切なのは取引の方法で、その方法を間違う、または乱用してしまうと投機になってしまいます。FXは投資方法が重要であるということを、肝に銘じましょう。

FXにはいくつか投資方法があるのですが、大きく分けると3種類に分類することができます。

・裁量取引:買う・売る・様子見をすべて自分で決める取引
・自動売買:自動売買専用口座を活用して自動でFX取引を行う
・半自動売買:取引設定だけは自分で行い、あとの取引はすべて自動

裁量取引とは

裁量取引とは、買う・売る・様子見の3択を自分で判断し、すべての売買注文を自分で行う取引方法です。裁量取引には、買いと売りの注文を一日内で行うデイトレードやスキャルピングが含まれます。

裁量取引はFX初心者でも取引可能ですが、ハイリスク・ハイリターンの取引になりがちですので、初めは裁量取引を避けるか、どうしても裁量取引したいなら少額からトレードすると良いでしょう。

自動売買とは

自動売買は、文字通り通貨を買い売却するまでのすべての注文を自動で行う取引です。自動売買プログラムをPCにインストールして自動売買する方法がありますが、最近の主流は、FX会社が提供する自動売買専用口座での自動取引です。

放っておいても自動で取引できるので、忙しい方には打ってつけのFX取引です。ただし、投資信託といっしょで、損失が出てもすべて自己責任となります。

私も自動売買専用口座でFX取引をしたことがあるのですが、数万円の損失を出した時は当たりどころがなく、悔しい思いをしたのを今でも覚えています。

裁量取引をする時間もテクニックもない。かと言って、自動売買にすべてをゆだねるのはちょっと怖い……。もしそのように感じるならば、半自動売買が一つの解決策になるかもしれません。

半自動売買とは

半自動売買とは、最初に取引の設定と方向性を自分で選択し、一旦取引が始まったらあとはFX口座が自動で取引してくれるものです。裁量取引でもなく完全な自動売買でもない、その中間的存在なので “半自動売買” と呼ばれているわけです。

半自動売買はリピート系とも言われています。というのも、ある通貨ペアの通貨レートが変動する限り、半永久的に買いと売りが繰り返されるからです。

言い換えると、通貨レートの中長期的な方向を予測し、レートが動くことでコツコツと利益を重ねていくことができる。これがリピート系の特徴なのです。

代表的なリピート系商品にループ・イフダンがあります。資産運用のためのFXサービスですから、本気で投資をしたい方におすすめです。

半自動売買の代表的商品はこちらです⇒「ループ・イフダン

まとめ

投資の種類には、株、投資信託、ETF、FX、ビットコインがあり、どの方法で投資をするにしろ、まずはインカムゲインを狙うのか、キャピタルゲインを狙うのか、それとも両方を狙って投資をするのか決める必要があります。

インカムゲインとキャピタルゲインの両方を狙うのはちょっと欲張りな感じがしますが、意外にそうではないんです。

たとえば、FXのリピート系投資ならキャピタルゲインを狙いつつスワップポイントというインカムゲイン収入も期待できます。しかもリスクを抑えた資産運用法ですので、やってみる価値があると思っています。

ライタープロフィール
堀 聖人(ほり まさと)

マネーライター。投資歴10年。お金に働いてもらう方法をブログサイト「お金が、働く。」(http://money-worker.com/)で随時発信中。

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