上級者でもダマされる!?相場の「ダマシ」にいち早く気づく方法とは?【チャートを使って解説】

上級者でもダマされる!?相場の「ダマシ」にいち早く気づく方法とは?【チャートを使って解説】

 

| 「ダマシ」とは?

相場には必ず「ダマシ」があります。これにいち早く気づけるかどうかによって、投資で成功する確率が大きく変わってきます。

具体的に、ダマシとは何なのでしょうか。これは、トレンドが転換するかどうかの局面で起こります。

トレンド時の「ダマシ」のチャート例

実際の値動きでの「ダマシ」

これまで下降トレンドだったのが、底を打って、いよいよ上昇トレンドに転換しそうだという時に、大勢のトレーダーはその瞬間を待って買いポジションを取ろうとします。これはFXに限らず、株式のトレーダーも同じです。

しかし、それが本当に大底なのかどうかは誰にも分かりません。確かに、テクニカル上では、大底を付けたかのように見えても、実はダマシで、そこからさらにもう一段、下に行くケースもあります。

逆に、上昇局面から天井を付けにいくところも同じです。大勢の投資家は、天井を付けた途端、売りに転じますが、そこが本当に天井なのかどうかは、誰にも分かりません。さらに、もう一段の上値を獲りにいくケースもあります。

こうしたダマシに遭うと、損失を被るだけでなく、そこで損切を行って、次のポジションを取りに行こうとしても、今度は足がすくんでしまって、なかなかポジションを取りに行けず、相場の動きに乗り遅れてしまう結果にもなりかねません。

では、ダマシに遭わないようにするためには、どうすれば良いでしょうか。

これが実のところ、なかなか難しい。偶然、生じるダマシもありますが、特に問題なのが、意図的に仕掛けられたダマシです。

 

| 「ダマシ」に遭わないためには?

たとえば、機関投資家が大量に保有している銘柄を、利益確定のために売却したい時、市場に全く買い手がいなかったら売却できないので、まず買いを入れて株価を吊り上げます。株価がしばらく上昇トレンドを描くと、個人投資家が「何か材料があるのではないか」と思って買いを入れてきます。こうして個人投資家の買いが集まってきた瞬間を狙って、機関投資家は自分が持っている大量の持ち株を、一気に売ってくるのです。当然、その時点で株価上昇は終わり、下落に転じます。

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このようなダマシは、はっきりいって個人が事前に気付くのは非常に困難です。なので、買い材料がはっきりしないのに株価だけが上昇しているような銘柄には、最初から近づかないのが無難です。

このような、機関投資家による意図的なダマシではなく、マーケットの心理によって起こる自然発生的なダマシに関しては、テクニカル分析を用いることによって、ある程度、未然に防ぐことは可能です。

まず、大底を打ったと思っても、しばらくは手を出さないことです。ダマシは、相場の転換点の初期段階で起こりますから、そこは敢えて手を出さずに捨てるのです。「鯛の頭と尻尾はくれてやれ」という相場格言の通りです。大底を打ったと思ったらしばらく様子を見て、上昇トレンドがしっかりしてきたと思ったところで乗って行けば良いのです。

またテクニカル分析を用いる時は、ひとつの指標だけでなく、複数の指標をチェックすることをお勧めします。たとえば移動平均線とのゴールデンクロス、デットクロスに加え、一目均衡表やMACD、ボリンジャーバンドなど、一般的によく知られているもので良いので、同時にチェックします。

一目均衡表やMACD、ボリンジャーバンドについて知りたい方はコチラ↓
知っておくべきテクニカル分析5選

複数のテクニカル指標が、ほぼ同時に大底、トレンド継続を示唆するようなものであれば、その動きはダマシではないと判断できます。

それでもダマシだったとしたら、くよくよせずに潔く諦めましょう。それは単に運が悪かっただけです。素早く損切をし、気持ちを入れ替えて、次の相場に臨めば良いのです。

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