投資で大きく勝つために重要な資金管理術「リスク・リワード・レシオ」とは?

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投資で大きく勝つために重要な資金管理術「リスク・リワード・レシオ」とは?

 

| 投資で大事なのは「勝つ回数」よりも「勝ち方」

トレードで大事なことは何でしょうか。

もちろん、勝つことが大事であるのは言うまでもありません。ここで問題にしたいのは、「勝ち方」です。

一般的に投資の初心者ほど、勝率にこだわる傾向があります。10回トレードして8回、利益を上げることができた。勝率8割。確かに、スジの悪い話ではありません。

でも、8回の勝ちトレードで得た利益が80万円なのに、2回の負けトレードで被った損失が100万円だとしたら、トータルでは20万円の負けになります。これは、コツコツ勝って、ドカンと負ける典型例といっても良いでしょう。逆に、8回のトレードで80万円の損失を被っても、2回のトレードで100万円を稼ぎ出せば、20万円のリターンが生じます。「損小利大」という言葉がありますが、本来、トレードで成功するのに必要なのは、小さく負けて、大きく勝つことなのです。

そこで注目したいのが「リスク・リワード・レシオ」です。

| リスク・リワード・レシオを使った資金管理術とは?

これは、勝ちトレードの平均額を負けトレードの平均額で割って求められます。前述の事例で計算してみましょう。

8回の勝ちトレードで得た利益が80万円だとしたら、勝ちトレードの平均額は10万円です。
一方、2回の負けトレードで被った損失が100万円ということは、負けトレードの平均額は50万円です。
この場合、リスク・リワード・レシオは、
10万円÷50万円=0.2
になります。この数字が良いのか悪いのかは、おおよそ察しが付くでしょう。たった2回の負けトレードで、8回もの勝ちトレードで得た利益を超える損失を被ったのですから、これは明らかに悪い数字です。

【勝率8割りのリスク・リワード・レシオ】


逆に、後者のケースでリスク・リワード・レシオを計算してみましょう。
2回の勝ちトレードで得た利益が100万円ですから、勝ちトレードの平均額は50万円です。

一方、8回の負けトレードで被った損失が80万円ですから、負けトレードの平均額は10万円です。

この場合のリスク・リワード・レシオは、

50万円÷10万円=5

になります。

【勝率2割りのリスク・リワード・レシオ】

実際、リスク・リワード・レシオはどの程度なら良くて、どの程度なら悪いのか、人によってさまざまなトレード手法や、リスク管理の方法があるので一概には言えないのですが、リスク・リワード・レシオが3を下回るようなトレードは、あまり望ましくはないと考えることも出来ます。また、リスク・リワード・レシオが1を割り込むと、損失が生じていることになるので、これは出来るだけ避けなければなりません。

リスク・リワード・レシオから利益が出る勝率を計算すると、以下のようになります。

リスク・リワード・レシオ0.5の場合・・・・・・勝率67%
リスク・リワード・レシオ1.0の場合・・・・・・勝率50%
リスク・リワード・レシオ1.5の場合・・・・・・勝率40%
リスク・リワード・レシオ2.0の場合・・・・・・勝率33%
リスク・リワード・レシオ2.5の場合・・・・・・勝率29%
リスク・リワード・レシオ3.0の場合・・・・・・勝率25%

【破産確立表】

つまり、リスク・リワード・レシオさえ高ければ、勝率が低くても利益が生じることになります。

そのためには、コツコツドカンを出来る限り避け、損失は小さいうちに早めの損切を心がけると共に、ポジションを取る時は出来るだけトレンドが生じているところを狙い、利益を大きく伸ばすように努める必要があることを、リスク・リワード・レシオは物語っているのです。トレードで「PR=利益÷損失」=指値で得られる利益÷逆指値で出る損失=2以上でOCO注文を出すことが、最終的に勝てるトレードのコツになります。注文方法一つとっても中長期で利益が出せるか、そうでないかの明暗が別れるので、一度、自分のトレードを見直してみましょう。

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