結婚の際に提示を求められる、と言われるほど重要な「クレジットスコア」が日本にも導入?

結婚の際に提示を求められる、と言われるほど重要な「クレジットスコア」が日本にも導入?

 

| なぜ、アメリカはクレジットカード決済が当たり前なのか?

米国は「クレジット社会」と言われます。日本はまだ現金社会で、外食や買い物をした時に現金で支払いを済ませる人が少なくありませんが、米国ではクレジットカードによる決済が大半で、現金を持ち歩く人の方が少ないなどともいわれます。

これは安全のためでしょうか。それとも便利だからでしょうか。

確かに、クレジットカードで各種決済を行えば、現金を持ち歩く必要がありませんし、サインひとつで決済ができますから、安全だし、なによりも便利です。ただ、アメリカがクレジット社会なのは、それが米国で生活していくうえで必要な、個人信用のベースになるものだからです

 

| クレジットスコアとは?

「クレジットスコア」をご存じでしょうか。これは、米国における個人信用偏差値のようなもので、借入を延滞なく返済できているかどうかを示す「支払い履歴」、いくら借り入れることが認められていて、実際にいくら借りているかを示す「借入残高」、クレジットカードの保有期間と使用履歴を示す「クレジットヒストリー」、どういう会社から借入を行っているかを示す「借入の種類」、そして新しいクレジットカードのアカウントを開いたかどうかを示す「新規のクレジットアカウント」という5つの要素について、ある計算式に基づいて算出されます。合計850点が満点で、以下のようにランク付けされます。

760点以上・・・・・・プライム層

660~759点・・・・・・一般層

660点未満・・・・・・サブプライム層

クレジットカードを作成するに際して、760点以上あれば、アメックスなどのハイクラスなカードを作成できますが、660点未満のサブプライム層になると、新規のクレジットカード作成が困難になります。

ちなみにこれは余談ですが、2007年のサブプライムショックは、このクレジットスコアで660点未満の人を対象にした住宅ローンを証券化したものの信用リスクが高まり、金融市場に大きなダメージを与えました。

 

| 金利も倍ほど違ってくる

このクレジットスコアが、日本にも導入されるという噂が、ここ数年、頻繁に流れてきます。現在、日本には米国のような、個人レベルで信用格付けをするようなクレジットスコアは導入されていません。

確かに、クレジットスコアはお金を貸す側にとって、非常に便利です。なぜなら、個人にローンを提供するに際して、点数で足切りが出来るからです。実際、クレジットスコアが400点の人と800点の人では、住宅ローンにしても自動車ローンにしても、金利が倍ほども違ってくると言われています。

あるいは、クレジットスコアが低いと、その人自身に信用がないと評価されるため、就職できなかったり、結婚できなかったりするケースもあると言われています。結婚するにあたって、相手側がクレジットスコアの提示を求めてくるというのです。

こうなると、人生のかなりの部分にクレジットスコアがつきまとい、それを高い水準に維持できない人は、人並みの生活が出来なくなる恐れがあります。それがそのまま日本にも当てはまるかどうかは分かりませんが、過去さまざまな点で、米国で起きたことが時間差をもって日本でも起こっていることを考えると、今のうちからクレジットスコアが導入されることを前提にして、借金を身ぎれいにしておくことも大事です。

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