いつエントリーするのが良いのか? 移動平均線で見極めるエントリーポイント

いつエントリーするのが良いのか?

移動平均線で見極めるエントリーポイント

 

| 移動平均線の計算方法

まず、移動平均線の計算方法から考えてみましょう。

「平均」は、誰でもご存じかと思います。米ドル/円の終値の5日間平均とは、文字通り、5日間の終値を足し上げて、それを5日で割って求めます。たとえば、

1日目・・・・・・110円50銭

2日目・・・・・・110円90銭

3日目・・・・・・110円10銭

4日目・・・・・・109円50銭

5日目・・・・・・110円20銭

となった時、5日間の移動平均は以下の計算式で求められます。

(110円50銭+110円90銭+110円10銭+109円50銭+110円20銭)÷5日間

答えは110円24銭です。これが、5日目の終値が出た時点も含め、過去5日間の終値の平均値になります。しかし、この時点ではあくまでも過去5日間の終値の平均値に過ぎません。移動平均を計算するのは、さらに後日の終値が出たらの話です。

では、6日目の米ドル/円の終値が、110円90銭だったとします。ここで初めて移動平均の数字を計算することになります。

この場合、まず1日目の終値を外し、6日目の終値を加えて5日間の平均値を計算します。つまり、

(110円90銭+110円10銭+109円50銭+110円20銭+110円90銭)÷5日間=110円32銭

このようにして、1日ごとに新しい日の終値を加えるのと同時に、1日目の終値を外して5日間の平均値を計算し、それをずっと続けて平均値を線で結ぶと、5日間移動平均線が出来上がります。

移動平均線は5日移動平均線以外に、20日移動平均線、75日移動平均線、200日移動平均線が頻繁に用いられます。それぞれの日数が持つ意味は、土日を除いた営業日数です。つまり、5日は1週間であり、20日は1カ月、75日は3カ月、200日は1年です。そして、5日移動平均線は「短期線」、20日移動平均線と75日移動平均線は「中期線」、200日移動平均線は「長期線」と言われます。

 

| 移動平均線から見極めるエントリーのタイミングとは?

 エントリータイミングとしては、期間が異なる複数の移動平均線の動きに注目します。基本的に、3本の線が上から「短期線」、「中期線」、「長期線」という並びになり、かつ3本の線が揃って右肩上がりになっている時が、絶好の買い場になります。逆に、上から「長期線」、「中期線」、「短期線」となり、かつ3本の線がすべて右肩下がりになっている時は、絶好の売り場と考えます。

3本の線をどの日数にするかは、トレーダーのスタンスによりけりです。

たとえば短期線を5日、中期線を75日、長期線を200日にするというのが、最もオーソドックスな考え方ですが、それだと頻繁にトレードを繰り返したいという人にとっては、なかなかシグナルが出ず、トレードのタイミングが得にくいと思うでしょう。それならば、5日、20日、75日という組み合わせにして、もう少し頻繁にシグナルが出るようにするという工夫も必要です。

また、移動平均線は他の情報も得られます。たとえば、移動平均線が急角度で右肩上がりの時は、強い上昇トレンドであり、急角度で右肩下がりの時は、強い下降トレンドと判断できます

あるいは短期線と中期線の関係で、短期線が中期線を下から上に抜くと「ゴールデンクロス」といって買いのシグナル、短期線が中期線を上から下に抜くと「デットクロス」といって売りのシグナルとも考えられますが、このゴールデンクロス、デットクロスは騙しといって、ほんの一瞬の価格のブレによって買いシグナル、もしくは売りシグナルらしいものが出ることがあります。騙しにあった時は、すぐに損切りをし、次のタイミングに備えましょう。

 

もう少しエントリーのタイミングを勉強したい人はコチラ↓↓
FXで含み益を出すのは難しくない!?技術があればできる「利益確定」のポイント

移動平均線に関連する記事はコチラ↓↓
知っておくべきテクニカル分析5選

関連記事

外為学部

ページ上部へ戻る