投資用語〜あなたは説明できる?「底堅い」と「下支え」の違い!

投資用語〜あなたは説明できる?「底堅い」と「下支え」の違い!

 

| 「底堅い」と「下支え」の違いは?

「底堅い」と「下支え」は何が違うのでしょうか。これ、マーケットのニュースを読むうえで重要なポイントになります。そもそも、マーケットのコンディションを示す言葉は、日常生活では使わないものばかりなので、マーケットの情報を読みこなすうえでは、用語のニュアンスを把握しておくと良いでしょう。

逆に、ニュアンスを把握しておかないと、同じ情報を得たのに、読み違いをして損をするリスクがあります。

では、「底堅い」と「下支え」は何が違うのでしょうか。

両者とも、なんとなく言葉のニュアンスとして、下がりにくい状況にあることは分かると思います。

「底堅い」は、下がりそうだけれども、なかなか下がらず、下げ止まっている状態を示しています。これに対して「下支え」は、相場の水準が下がらないように、買い支える力が加わっている状態を示します。具体的には、チャートの節目や、下値抵抗線といった心理的なサポートや、機関投資家などによる大口の買いが入っている状態を指しています。

買い手からすれば、「底堅い」状態よりも、「下支え」が入っている相場の方が、具体的な買いが安値近辺に入っていることから、いずれ上昇に転じ、一定水準まで戻すと考えられます。買いポジションを持っている投資家からすれば、底堅い相場よりも、下支えが入っている相場の方が、よりポジティブになれます。

 

| トレンドの動きを上手く表現している「底入れ」や「底うち」

他にも、「底入れ」という言葉がありますが、これは、高値からずっと下げ相場がつづき、いよいよ下げが止まった状態のことを指します。「底打ち」という言葉も同じ意味です。底打ちをした後は、売り手がほとんどいなくなるため、その後は力強い上昇相場が期待できます

また、「弱含み(よわふくみ)」については、ある程度、相場が上昇した後、買いの力が弱まり、さらに上昇するのか、それとも下げに転じるのかよく見えない状況の下、相場が上がりにくい状況にある場合、使われます。弱含みが続くなか、新しい買い手が現れないと、マーケットは本格的な下げに転じます。ちなみに、マーケットが弱含みの時には、他の投資家がなかなか売買に参加しないため、市場全体に「様子見ムード」が強まります。このように、様子見ムードが強まっているマーケットでは、「手控え感が強まる」などと言われ、実際に市場の取引高は大きく落ち込みます。

そして、いよいよ本格的な下落トレンドへと移っていきますが、どのような相場も、ずっと下げ続ける相場はありません。どこかで必ず「底打ち」「底入れ」になります。

こうして「買い安心感」が強まると、相場は徐々に上昇トレンドを描くようになり、「堅調」に推移します。堅調というのは、「棒上げ」と言われるほどの強い上昇力はありませんが、それでも時間を掛けながら、ジワジワと上がっていく状況を意味します。

そして、いつか上昇相場も終わる時が来ます。これまで株価の上昇を支えてきた材料が無くなり、「材料出尽くし」という状況になり、相場は「天井」を打ち、下降トレンドへと移っていくのです。

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