専業投資家になるためには資金はいくら必要か!?

専業投資家になるためには資金はいくら必要か!?

 

| いくら稼ぎたいのか?を決めておいたほうが良い。

いったい、いくら稼ぎたいのか。それによって資金力には違いが生じてきます。

たとえば、毎月60万円を稼げればというのであれば、1か月の営業日が20営業日だとすると、1日あたりの稼ぎは3万円です。

では、1日あたり3万円を稼ぐためには、どの程度のポジションが必要でしょうか。

これを計算するためには、ドル円が1日あたり平均でどのくらい変動するのかを、把握しておく必要がありますが、ドル円は他の通貨に比べて比較的安定している傾向があります。なので、大体1円程度で計算してみましょう。

1円の値動きで3万円の収益が得られるようにするには、3万ドルのポジションが必要です。仮に、今のドル/円レートが1ドル=110円としたら、3万ドルは330万円です。25倍のフルレバレッジで取引するなら、13万円程度を証拠金にしてトレードすれば良いのですが、それだとリスクも高くなり、ほんの少しレートがブレただけでロスカットされてしまうリスクがあるので、ある程度、レバレッジを低めにした方が無難です。

仮にレバレッジを2倍にするならば、必要となる証拠金は165万円です。確かに必要となる証拠金は大きくなりますが、レバレッジが低くなれば、レートがアゲインストの方向に動いたとしても、ロスカットされるまでの余地を大きく取れるので、そう簡単にマーケットから退場させられずに済みます。毎月60万円程度の収入を目標にするのであれば、まずは165万円の資金があれば、何とかなると考えられます。

ただし、これは本当にギリギリの勝負を続けることが前提になります。

ドル円で1日1円という値幅は、あくまでも平均値の話です。過去、リーマンショックやサブプライムショック、あるいは東日本大震災など、大きなイベントが起こった時、ドル円は1日1円どころの話ではなく、それこそ7円を超える変動幅になったこともありました。自分の持っているポジションが、相場の動きと逆だったら、あっという間に手持ちの資金が吹き飛んでしまいます。

つまり、いくら月60万円を稼げれば良いからといっても、証拠金の額が小さければ、安定的に取引を継続することが出来なくなる恐れがあるのです。したがって、実際に専業トレーダーとして食べていくためには、ある程度、ゆとりを持たせた資金を、FX会社に預けておく必要があります。

 

| 継続的に取引できる額。常に余裕を持った資産運用を

金額は一概にいくらとは言えませんが、たとえば500万円、あるいは1000万円を入れておけば、そう簡単に強制ロスカットされるようなことにはならないでしょう。仮に1000万円を証拠金として預け、そのうち165万円を取引証拠金にしてポジションを持った場合の口座維持率は、

(1000万円÷165万円)×100=606%

安全な口座維持率は300%というのが、多くの専業トレーダーの経験則による数字ですから、606%の口座維持率なら十分に安全圏内と言えるでしょう。専業トレーダーとして食べていくのであれば、継続が何よりも大事になってきます。トレードをし続けられるようにするためには、相応の種銭が必要になるのです。

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