世界で同時多発しているサイバー攻撃! 今、投資家としてできる対策とは!?

世界で同時多発しているサイバー攻撃!
今、投資家としてできる対策とは!?

 

| 150カ国、23万台以上のコンピュータが感染した「WannaCry」

FXのトレーダーにとって、インターネット環境は生命線といっても過言ではありません。その生命線であるインターネット環境が、ウイルスによって全くワークしないことになったら、これはまさに最悪の状態です。

ウイルスについては対策ソフトをインストールするのは当然のことですが、他にも自分なりにいくつかの対策を講じておく必要がありそうです

最近も、大規模なウイルス攻撃がありました。「WannaCry」というランサムウェアで、マイクロソフトのウインドウズがターゲットにされました。実に150カ国、23万台以上のコンピュータが感染したのです。

 

【「WannaCry」が表示されている様子】

具体的に、どのようなウイルスだったのかというと、パソコンのファイルにロックをかけ、復元のための金銭を要求するシステムでした。ランサムウェアの「ランサム」は身代金という意味です。そして、一定の時間内に身代金を支払わなければ、ファイルが破壊されます。当然、ファイルが破壊されることを望んでいない感染者は、やむなく身代金を支払うことになります。なお、身代金はビットコインを用いるケースが大半のようです。

 

| 仮想通貨市場は攻撃者にとって好都合

ランサムウェアによる感染事例は、ここ2年ほどで急速に拡大しています。その理由は2つ考えられます。

・かつて金融機関をターゲットにしたウイルスであるマルウェアに比べて、ランサムウェアの方が、手順が容易であること。

・ビットコインという仮想通貨が広まったことで、資金の転送が簡単になり、調査当局がトランザクションを容易に追跡できなくなること。

このように、攻撃者側にとって大きなメリットがあるからです。

特に仮想通貨市場の発展は、ランサムウェアを仕掛けて金銭を収奪しようとする攻撃者側にとって、非常に好都合のようです。身代金のやりとりがリアルマネーで行われると、現金を受け取る口座を開設する必要があり、そこから攻撃者の身元を辿られる恐れがあります。しかし、ビットコインならば匿名性が高いため、攻撃者の身元がバレずに済むのです。近年、ランサムウェアによる犯罪が急増したのは、ビットコインの普及が背景にあるからとも考えられます。

 

| どう対応すれば良いのか?

大規模なウイルス攻撃に対して、私たちはどう対応すれば良いのでしょうか。

今回、世界的規模で感染したランサムウェア「WannaCry」に感染したパソコンの98%は、ウインドウズ7と言われています。ですから、これをアップグレードしたり、更新プログラムが送られてきた時には速やかにアップデートを行ったりすることが肝心です。もちろん、セキュリティソフトを入れずにインターネットに接続するなどというのは、もっての他です。

あとは、必ずデータのバックアップを取り、データを回復できるようにしておくこと。身代金は犯罪組織を潤すことにつながると自覚し、何が何でも身代金を払わないようにすることが肝心です。

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