日本人に大人気!高金利通貨による長期トレード

日本人に大人気!高金利通貨による長期トレード

 

| 日本人は金利が大好き

FXは短期で売買するというイメージがありますが、実は高金利通貨を用いたコツコツトレードにも適しています。

ご存じのように、今の日本は超低金利です。定期預金も、ザイ・オンラインが公開している記事を見ると、今では、金利が高い銀行だと0.2〜0.3%程ありますが、それでも全体を見渡すと、0.01〜0.2%。さらに銀行や預金期間によって大きく異なります。仮に、年0.01%の場合、100万円を1年間預けても、税引き前で100円。これを資産運用というのは、いささか憚れます。

そこで注目したいのが、日本よりも金利水準の高い国の通貨で運用するという方法です。たとえば、豪ドル建ての外貨預金で1年間運用した場合の利率は、豪ドル建てで年0.800%程度です。円建て定期預金1年物の利率を仮に0.01%に置いて計算すると、定期預金に比べて、豪ドル建て定期預金の方が80倍もお得、ということになります。


でも、いくら80倍とはいえ、元の円建て定期預金の利率が低いので、高が知れています。そこで注目したいのが、FXのスワップポイントです。

FXのスワップポイントとは、いわば2通貨の金利差を取りにいくもので、金利がより低い通貨を売るのと同時に、金利がより高い通貨を買うと、両通貨の金利差が日々、確保できます。

さて、どの程度なのでしょうか。

 

| 南アフリカランド円などは金利が非常に高い

高金利通貨として有名な南ア・ランドを例に挙げてみましょう。1日につき、1万通貨あたり50円のスワップポイントが得られるとしたら、年間1万8250円。1南ア・ランド=8円70銭程度なので、1万通貨を買うと円建ての元本は8万7000円ですから、利回りに直すと年20.97%にもなります。したがって、円売り・南アランド買いのポジションを長期的に持つことで、毎年20%前後のスワップポイントを確保すると、今の日本ではありえない高金利での運用が可能になります。

ただし、注意点を2つほど。

第一に、スワップポイントは日々変動していること。日本の金利が上昇して、南アフリカの金利が低下すれば、必然的にスワップポイントが減ります。また、FXは円買いから取引に入ることが出来ますが、より金利の低い通貨を買うのと同時に、より金利の高い通貨を売ると、逆にスワップポイントを支払うことになります

第二に、南ア・ランドのような高金利通貨は、総じて価格が変動しやすいです。実際、2007年には1南ア・ランド=18円前後だったのが、リーマンショック後の2009年には8円台まで値下がりしました。ちなみに現在のレートも8円台なので、南ア・ランドは長期的な推移でみても、かなり安い水準にあると言えます。

こういう時こそ、高金利通貨の仕込み場といっても良いでしょう。1万通貨あたり1万8250円ということは、10万通貨まで投資すれば、18万2500円のスワップポイントが得られます。

レバレッジを掛ければ、投資する資金額が少ない分、利回りは大きく上昇しますが、為替レートが大きく動いた時、ロスカットされるリスクが高まります。

高金利通貨を長期的に持ち続けるのであれば、レバレッジを掛けずに投資するのが無難です。

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