​初心者には必ず見ておいて欲しい。心が折れないようにするために知っておくこと

初心者には必ず見ておいて欲しい。
心が折れないようにするために知っておくこと

| 一夜で大金を失うこともあるFX

FXを始める時に、FX業者に預ける証拠金は、取引によって生じた損失をカバーするためのものです。

たとえば10万円の証拠金を預けて、1ドル=110円の時に25倍のレバレッジでドル買いをしたとします。この時、買えるドルは2万2,727ドルです。もし、1ドル=108円まで円高ドル安が進んだとしたら、評価額は245万4,516円ですから、4万5,484円の評価損が生じていることになります。この時点で買ったドルを売却して損失を確定させると、4万5,484円の損失分は証拠金から支弁されます。つまり証拠金は、あなた自身の、損失を負担する余力がどれだけあるのかを示したものなのです。 leverage02

ただ、ここで大きな問題が生じてきます。実際に被った損失額が、預けた証拠金をオーバーしてしまうことはないのか、ということです。

理屈としては十分にその可能性はあります。

上記の事例で、たとえば4円40銭分だけ円高ドル安になったらどうでしょうか。1ドル=110円が105円60銭になると、評価額は239万9,971円ですから、評価損の額は10万29円。つまり105円60銭を超える円高ドル安になると、預けた証拠金が全額失われることになります。

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一瞬にして、マーケットが大きく動くことは、ままあります。たとえば2016年6月24日、イギリスでEU脱退の国民投票が行われ、離脱派勝利が伝わった東京市場では、1ドル=106円台から1ドル=99円32銭まで円高ドル安が進みました。

【2016年6月24日 ドルが106円台から一気に100円を割り込む】

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資料:ひまわり証券

あるいは11月9日に、米大統領選挙でトランプ氏勝利の可能性が高まるなか、ドル円は1ドル=105円台から101円台まで円高ドル安が進みました。

いずれも短時間のうちに、4~5円幅でレートが動いたことになります。このように、短時間でレートが大きく動いた時、レバレッジを高めてポジションを持っていると、思いがけない損失を被る恐れがあります。

とはいえ、FXには「強制ロスカット」という仕組みがあります。これは、証拠金維持率という数字がどの程度かによります。大半のFX業者は、この証拠金維持率を30%程度にしていることが多いです。

つまり、預けた証拠金に対して70%の損失が生じたところで強制ロスカットになるわけです。

預けた証拠金が10万円だとして、その70%の損失は7万円。1ドル=110円の時に、25倍のレバレッジでドル買いのポジションを持った場合、2万2,727ドルの買いポジションで、円建ての評価額は249万9,970円ですが、これに7万円の損失を考慮すると、評価額は242万9,970円になります。2万2,727ドルのポジションの評価額が242万9,970円になる1ドルあたりの為替レートを計算すると「242万9970円÷2万2,727ドル=106円91銭」。これが強制ロスカットされる為替レートになります。

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| 強制ロスカットになる前に損失を食い止める方法とは?

確かに、強制ロスカットが行われれば、全財産を失うことはありません。ただ、預け入れた証拠金のうち70%が消えるわけですから、ダメージはかなり大きなものになります。証拠金額が10万円なら、損失額は7万円で済みますが、証拠金額が100万円で70万円の損失になったら、恐らく心が折れるでしょう。

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しかも深夜、自分が寝ている時間にマーケットが大きく動き、強制ロスカットされたら、それこそ目も当てられません。朝起きて、自分のポジションを確認したら、証拠金の大半が消えていたなんてことになったら、まさに悲劇です。なので、自分がマーケットを見ていられない時は、基本的にポジションを持たないようにするのが肝心です。レバレッジが高くなればなるほど、見ていられない時間が長くなるほど、それを心掛けるようにしてください。もし、それでもポジションを持ち続けたい場合は、事前に逆指値を入れ、その水準に達したら自動的に損切りしてもらうようなオーダーを入れておくのが鉄則です。

逆指値とは、ストップ注文のことで、損失を限定させるために、自分にとって相場が不利な方向に動いた時に、予め「例:1ドル97円になった時点で損切り注文を自動で出す」という予約ができる注文方法です。これにより、最悪の事態を免れることが出来ます。また、普段から強制ロスカットにならないように、レバレッジはなるべく低めに設定をしておきましょう。

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