勝率80%でも破産することはある!? 破産しないために抑えておきたい重要なコト

勝率80%でも破産することはある!?
破産しないために抑えておきたい重要なコト

|2017年は政治リスクの年

2016年を振り返ると、為替市場は海外の政治に翻弄された1年でした。

6月23日、イギリスで行われたEU離脱を巡る国民投票では、EU残留派優勢という事前予想を裏切る結果となり、急激に円高が進みました。日本時間で翌日24日のドル円の高値は1ドル=106円台。それが一時的とはいえ、100円を割り込んだのです。

 

2016年6月23日 ドルが106円台から一気に100円を割り込む
chart01資料: ひまわり証券

そして記憶に新しいと思いますが、11月8日は米国の大統領選挙で、これも下馬評ではヒラリー・クリントン氏優勢だったはずですが、フタを開けてみればドナルド・トランプ氏の勝利となり、9日の東京マーケットは大荒れの展開になりました。ちなみに、この日のドル円は1ドル=105円台の半ばから、101円の前半まで進みました

しかし大統領選挙後、トランプ次期大統領の経済政策への期待を背景に、ドルが堅調。米FOMC後のドル高相場の余韻もあり、高値の1ドル=117円をつけました。

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資料 ひまわり証券

投資のリスクはさまざまです。簡単にその種類を列挙すると、次のようになります。

 

投資の4つのリスク

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  • 価格変動リスク・・・・・・株価、為替など、値動きによって損失を被るリスク。
  • 信用リスク・・・・・・株式や債券の発行体が破たんして元金が戻って来なくなるリスク。
  • 流動性リスク・・・・・・マーケットの取引量が非常に少なく、買いたい時に買えなくなる、売りたい時に売れなくなるリスク。
  • カントリーリスク・・・・・・海外に投融資を行う場合など、対象国の政治、経済、社会環境の変化によって収益を損なうリスクのこと。

以上、4つのリスクが基本ですが、最後のカントリーリスクに含まれるものとして、政治体制の変化、政情不安などによって、投資した資金の一部が毀損する「政治リスク」が、2017年は一段と高まる恐れがあります

たとえば、2017年3月にかけてオランダ議会選挙が行われます。4月から5月にかけてはフランス大統領選挙があり、9月にはドイツ連邦議会選挙が行われます。

 

2017年 注目TOPIX

3月オランダ議会選挙
4〜5月フランス大統領選挙
9月ドイツ連邦議会選挙

フランスとドイツはユーロ経済圏を構成する二大国ですし、オランダは反EUの勢力が強い国です。2017年早々に行われるオランダ議会選挙で、反EUを掲げる右派政党の自由党が勢力を一段と伸ばせば、その後に続くフランス大統領選挙、ドイツ連邦議会選挙にも影響を及ぼす恐れがあります。EUやユーロ解体論が浮上してくる恐れは否定できません。

 

そうなれば、外国為替市場では再び円が、リスク回避通貨として円が買われる可能性も十分に高まってくるでしょう。

トランプ氏が、正式に大統領へ就任するまでに、どのような組閣を行うのか、あるいはどのような政策を打ち出してくるのかということに加え、欧州通貨統合という、1999年からスタートした歴史的実験が正念場を迎える点も含め、2017年は政治リスクの年といっても過言ではなさそうです。

 

|勝率80%でも破産することがある。

こういった時、相場が大きく動く可能性がありますが、どう動くか分かりません。

そのため、場合によっては、大損をする可能性もあります。

しかし、相場が動くというのは逆にチャンスでもあります。

そんな時大事なのが「資金管理」です。資金管理とは、1回の投資において、どのぐらいの金額を投資した場合に、破産する確率はいくらになるか、ということを把握するということです。

 

例えば、投資資金が100万円で、1回の取引で1万円の投資をする場合、

投資の勝率が80%なら10回取引をすれば、8勝2敗で、8万円の儲けと2万円の損失。合計6万円の利益を得られたことになります。

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|破産しないためには、勝率よりも適切な投資金額の割合を把握する。

しかし、ココで注意しないといけないのは、勝率ではなく投資金額の割合です。前回10回のトレードの勝率が80%だったとしても、次の2回で連敗をすることだってあります。もし、投資資金の50%の50万円を一度に投資していたとしたら、最初に2連敗すれば、その時点で、破産です。

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資金管理が出来ずに負けている投資家はたくさんいます。

勝率が高くても、投資する金額が多ければ、破産する可能性が高くなる、ということを覚えておき、一度の投資金額は、連敗しても破産しない程度にしておくことをオススメします。また、少額に抑えたとしても、FXの場合は、レバレッジ取引が可能なため、大きく勝つことも可能です。レバレッジとは、「テコの原理」のことで、例えば、証拠金として4万円を預けた場合、最大25倍のレバレッジを掛けると、100万円の取引が行えます。

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ただ、レバレッジは、高くなるほど大きく儲かる反面、損失を被った時のリスクも高まります。ですので、トレードをする際には、レバレッジは3~4倍程度に抑えながら、ポジションを持つようにしましょう。

 

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