専業トレーダー(プロ)と兼業トレーダーの違いから見る、 投資家を目指すために重要なこと

専業トレーダー(プロ)と兼業トレーダーの違いから見る、投資家を目指すために重要なこと

|専業トレーダーに共通していること

投資家の中には、投資を兼業でやっている人と、専業でやっている人たちがいます。

専業トレーダーは、トレードだけで生計を建てている人たちのことです。対して兼業トレーダーは、もちろんトレードはしますが、生計を建てるうえでトレード以外の収入源を持っています。

どちらを選びますか?

「専業の方がいい」と思う人は、結構多いと思います。なぜなら、煩わしい会社務めをする必要が無くなるからです。うるさい上司に小言を言われることも無くなりますし、仕事上のプレッシャーからも解放されます。そして、好きなトレードを思う存分できる時間が得られます。

トレードが大好きな人にとっては、これに勝る環境はありません。

でも、専業トレーダーって、そんなにバラ色の毎日なのでしょうか。

トレードに失敗し、大きな損を抱えたら、他の収入源が無いだけに、「何とか取り返さなければならない」というプレッシャーは、並大抵ではないでしょう。

FXが普及し始めた時、銀行で為替ディーラーだった人が銀行を辞めて、FXの専業トレーダーになるというケースが増えました。彼らは、それこそ数億円単位のロットでトレードをし、相応の成績を叩き出していた人たちです。個人トレーダーでも十分なパフォーマンスを出せるはずです。

ところが、個人トレーダーとしてマーケットに参加したところ、「こんなはずじゃなかった」という結果しか残せなかったのだそうです。

その原因は、プレッシャーにありました。

銀行の為替ディーラーだった頃は、トレードに失敗して損失を生じさせたとしても、あくまでも銀行のお金に過ぎず、それが原因で昇進が遅れたとしても、銀行員としての給料は定期的に入ってきました。ところが、自分のお金を運用すると、トレードの失敗は即、自分の財産を減らすことにつながります。生活に大きな影響を及ぼすこともあるでしょう。

失敗できない。失敗したら何が何でも取り戻さなければならない。そういう焦りが生じると、トレードで冷静な判断が下せなくなります。それがますます傷口を広げてしまうのです。

 

|専業トレーダーにならない方が良い人とは?

つまり、専業トレーダーは日々、相当のプレッシャーに耐える覚悟が無ければ、到底、務まるものではないのです。

もちろん、兼業トレーダーでは稼げないと言っているのではありません。兼業トレーダーでも、億単位の利益を得ている人はいます。なので、最終的には「やり方次第」なのですが、兼業トレーダーで成功している人は、仕事をしながらのトレードでも、大きな利益が得られるような工夫を積み重ねています。そして、こういう人の多くは、徐々に兼業トレーダーから専業トレーダーへと移っていきます。

その裏返しを考えれば、専業トレーダーにならない方が良いのは、どういう人なのかが見えてくるでしょう。

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他にも、専業トレーダーに不向きな要素はありますが、上記3点に合致する人は、絶対に専業トレーダーにはならない方が良いでしょう。

そして、トレードをあくまでも趣味の範囲に留め、ちょっとしたハラハラドキドキを味わいたいという程度の人は、投資する資金の額も、余裕資金の一部に止めておくべきです。大きな資金で運用するのは、あくまでもトレーダーとして勝ち残っていく覚悟を持てる人に限られるのです。

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