トランプ米大統領の誕生 ~2017年1月20日以降に本格円高が到来する!?〜

トランプ米大統領の誕生
~2017年1月20日以降に本格円高が到来する!?〜

| トランプ決定後のファースト・アクション

まさかのトランプ勝利でした。

日本時間、11月9日の午前中はヒラリー・クリントン優勢ということで、一時は1ドル=105円台を付けていたドル円でしたが、お昼過ぎあたりからトランプ優勢になるのと同時に米ドルが売られ始め、1ドル=101円台を付けるところまで円高・ドル安が進みました。

なぜ円が買われたのかというと、これは先行き不透明感のひとことに尽きます。

既定路線通り、ヒラリー・クリントンが勝利すれば、政策はオバマ政権の流れから大きく外れることはありませんから、10月下旬からにわかに浮上したトランプ・リスクによる円高・ドル安を多少、修正する動きが広まったはずです。

しかし、現実にはトランプ次期米大統領が誕生したことで、これから米国の政策がどのような方向に進むのかが、全く見えなくなりました。このような先行き不透明感の強い局面では、とりあえず円の他にスイスフランが買われます。米ドル/スイスフランの相場を見ると、日本時間の10月25日には1ドル=0.99981スイスフランまで米ドル高が進んでいたのに、11月9日には1ドル=0.95492スイスフランまで、対米ドルでスイスフランが買われました。

s02

資料:ひまわり証券株式会社

ただ、急激な円高は一時的なもので、11月9日の23時半からスタートする米国の為替レートを見ると、1ドル=104.709円までドルが戻しました。

s01

資料:ひまわり証券株式会社

正直、なぜ急激に戻したのか、その理由は分かりません。ただ、相場というものは、行き過ぎれば戻る傾向があるので、今回もそれが原因で、米ドルが対円で戻したのだと思います。

恐らく、米ドルや輸出関連株を持っている人は、この戻りにほっと安堵のため息を漏らしているかも知れません。ただ、来年1月、正式に現職のオバマ大統領から、トランプ次期大統領にバトンがタッチされて以降も、そのまま円安・ドル高が続くのかという点については、いささか疑問が残ります。

過去の経験則から考えれば、大統領選挙の翌年は、円安・ドル高になる可能性が高いと言えるでしょう。

「米大統領選挙でドル円はどう動く?」の記事はコチラ

 

| 今後の展開は?

しかし、トランプ次期大統領は、そもそも介入による円安・ドル高誘導には批判的です。したがって大統領に就任した直後から、アベノミクスの核でもある、円安による企業業績の回復、株価上昇、デフレ脱却という政策に対して、圧力をかけてくる恐れがあります。当然、この圧力は、外国為替市場においてドル売りにつながってきます

トランプ次期米大統領は、2017年1月20日の大統領就任式を経て正式に第45代米合衆国大統領に就任します。それまでは、トランプ次期大統領がどのような政策方針を打ち出してくるのかを巡って思惑が交錯するため、為替レートは円安・ドル高になったり、円高・ドル安になったりを繰り返すでしょう。

その後、トランプ次期大統領が従前どおり、日本の金融緩和と円安・ドル高政策に対する批判姿勢を強めてくるようであれば、ドル円は再び円高・ドル安方向に振れるでしょう。

 

| 円安でも円高、どちらに動いても利益を狙えるFX

FXは、外貨を買うだけではなく、売ることもできるので、円安・ドル高局面でも、円高・ドル安局面でも、利益を狙うことができます。

しかし、FXの値動きは、日々の経済状況を織り込んで刻々と変化していきます。

その経済の流れを読み取っていくためには、各国が発表する経済指標や金利動向および要人発言に対する咀嚼力が必要となります。

そこで、便利なツールがひまわり証券の「ひまわりFX Eveningチョイス」です。

今晩のトレードに欠かせない経済指標やトレードポイントなどが10分間に凝縮されており、移動中などでもスマートフォンから、投資に必要な要点を、手軽に把握することが出来ます。

投資の成功率を高めるためには、経験値を積むことが大事。

1日10分の積み重ねで、トレードセンスの向上に役立ててみてはいかがでしょうか。

ひまわりFX Eveningチョイスはコチラ

関連記事

外為学部

ページ上部へ戻る