1億円は案外誰にでも貯められる!?

1億円は案外誰にでも貯められる!?

| どうやって1億円を貯めるのか?

株式のデイトレードで大きく稼いでいる個人投資家に、このような質問をしたことがあります。

「資産がいくらになった時、一番うれしかった?」

実はこの質問、複数の個人投資家に聞いたのですが、ただの偶然なのか、面白いことに全員金額が一致していました。

それは、1億円

1億円というと、やはりなかなかそう簡単には作れないお金、というイメージが先に立つと思います。何しろ1億円ですからね~。サラリーマンの生涯賃金が、大学を卒業して22歳から勤め始め、フルタイムで60歳まで働き続けた場合で2億1000万円と言われています。1億円はその約半分ですから、やはりそれを貯めるのは容易なことではありません。1億円を手に出来るのは、リスクを取って、株式やFXでガンガン売り買いを繰り返さないと無理だと、多くの方は思っていらっしゃるのではないでしょうか。

でも、実はそんなことをしなくても、1億円は意外と簡単に作ることができます。それが積立投資なのです。

もちろん、全くのゼロから1億円を作ろうとするのであれば、なかなか大変です。1か月や1年のような短期間で作れるような金額ではありません。もちろん、それを実現している個人投資家もいますが、それは本当にごく一部に過ぎません。でも、節約生活で月々の積立金額を捻出し、時間を掛けて運用すれば、1億円は決して手の届かない目標ではないのです。

 

| 積立投資で年平均4%の運用ができれば1億円も夢じゃない?

たとえば22歳で働き始めてから、毎月10万円を38年間積み立てし続けたとしましょう。新入社員の時から毎月10万円は確かにハードルが高いのですが、給料が上がるまでは実家住まいで親に甘え、とにかく貯める。それを年平均4%で運用した場合、60歳になった時にいくらになると思いますか?

1億682万475円です。

【毎月10万円を年平均4%で運用した場合】

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もちろん、どうやって年平均4%で運用するのか、という問題はあります。実際、今はゼロ金利時代なので、定期預金など預貯金の類にお金を預けたとしても、ほとんど利息が得られませんから、なかなかお金は殖えていきません。仮に、金利を0%として単に毎月10万円を積み立てていったとしても、38年間で貯まる金額は4560万円です。つまり、年平均4%という運用利回りがないと、毎月10万円の積立で1億682万475円は作れないのです。

 

| 現実的に1億円を貯めていくには

とは言っても、年利4%を38年間継続していくのはとても大変ですし、特に20代などの投資の経験が少ないうちは、難易度が高いかもしれません。

そこで、できれば30歳くらいまではひたすら元本割れリスクの低い預貯金などで貯蓄をしながら、投資の勉強をしてみてはいかがでしょうか。毎月10万円を8年間積み立てれば、960万円の元手が出来ます。そこからさらに30年間、この960万円に上乗せする形で毎月10万円ずつ積み立て、それらを年平均4%で運用すると、60歳の時点で1億53万円の財産が作れます。

【960万円の元手に毎月10万円を積み立て、年平均4%で運用した場合】

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| 年平均4%のリターンは本当に得られるのか?

なお、年平均4%のリターンを実現するのは難しいのでしょうか。

大和総研による2015~2024年までの、10年間における世界経済の平均成長率は3.3%です。

【世界経済の見通し】

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資料:大和総研

株価は経済成長率とほぼ連動しますから、世界各国の株式市場に資金を分けて投資すれば、世界経済の平均成長率並み、つまり年平均で3%前後のリターンは、十分に期待できます。

【名目GDPと日経平均株価高値との相関図】

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資料:宮原経済研究センター

世界の株式市場に投資したのと同じ投資効果が期待できる投資信託があるので、これを資産運用のベースにしつつ、1%の上積みリターンは株式の個別銘柄投資や、FXで通貨の売買をして捻出します。

そういう資産運用を38年間、コツコツ続けることが出来れば、1億円も夢ではなくなるのです。

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