50代以上で平均貯蓄額0円が約3割!? 30代ではじめるから活かせる「複利」の力

50代以上で平均貯蓄額0円が約3割!?
30代ではじめるから活かせる「複利」の力

皆さんは、なぜ手元のお金を少しでも増やそうとするのでしょうか。
胸に手を当てて考えてみてください。

好きな服が欲しい…。
自動車も欲しい…。
結婚資金…。
子供の教育資金…。
住宅ローンの頭金…。

目的は人それぞれだと思いますが、1つ抑えておかなければならないのは、「老後のお金」でしょう。

定年になれば、収入が大きく減ります。大企業のように福利厚生がしっかりしている会社に定年まで勤めれば、企業年金も含めて比較的手厚い年金が支給されますが、そうでない限り、年金だけで満足のいく老後生活を送るのは困難です。

だからこそ、多くの人は自分の老後に向けてお金の準備をするのです。
では、老後の準備の最終ラウンドといっても良い50代の貯蓄の実態はどうなっているのでしょうか。

| 50代以上で平均貯蓄額0円が約3割に!?

金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査(2015年)」の2人以上世帯を対象にした調査によると、50代で貯蓄額0円の世帯が、全体の29.1%もありました。およそ3.4人に1人は、50代になっても貯蓄が作れていないことを示しています。

【年代別にみる貯蓄額0円の割合】
%02

資料:All About

いや、50代までまだ時間あるから…と思っている人、下記の年代別の平均貯蓄額を見てみましょう。

|あなたは平均より上?下?

【年代別平均貯蓄額】
%01

資料:All About

平均より下に該当する方、何もせずに逆転勝利!なんてことは、まずあり得ません。
結局、子供の教育費やら、住宅購入資金やらで、想定以上に支出はかさむものです。50代になるまで貯蓄をするチャンスが無かった…などと、言い訳をしたところで、何も変わりません。

それよりも、きちんとお金と向き合い、増やす方法を真剣に考えれば、解決策は見いだせるはずです。

投資は、計画立てて運用すれば、ある程度の資産を築くことは出来ます。

|一発逆転ではなく、継続は力なり。

具体的にシミュレーションしてみましょう。

たとえば23歳で社会人になり、30歳になるまでの7年間、毎月5万円ずつ貯蓄したとしましょう。すると、30歳の時点で420万円の貯蓄が出来ます。

【毎月5万円の貯蓄】

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さらに、それを30歳から50歳までの20年間、仮に年平均5%で運用した場合、最終的に元利(元本+収益)合計金額がいくらになるのかを計算してみましょう。

420万円の年利5%は21万円。その元本にのみ収益が計算される「単利運用」で20年間積み上げた場合の収益は420万円だから、合計で840万円になります。

【420万円の貯蓄を年利5%で“単利”運用した場合】

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また、1年間の運用で得られた収益を元本に加算して、さらに翌年以降もその収益を元本に加算して運用していく「複利運用」を20年間続けていくと、収益は6,943,850円となり元利合計金額は1,114万3,850円になります。

【420万円の貯蓄を年利5%で“複利”運用した場合】

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ただし、50歳になってから急にお金の運用をしようとしても、経験不足がたたり、むしろ損をしてしまう恐れがあります。また、20代と違い、失敗するチャンスも限られていることから、焦りや不安などもつきまといます。

|目標を決めて、計画的な運用を

【定期預金と代表的な投資商品の年平均利回り】image13

資料:モーニングスター ※ 投信の各資産別利回りはモーニングスターインデックス(単純)の過去10年リターン(年率) ※ 定期預金は定期預金(10年)の年金利を0.1%と仮定 ※ 2015年4月末時点 ※ 投資信託については元本および利回りの保証はありません。また、過去の運用実績は、将来の運用成果を約束するものではありません。

グラフのように、投資商品、運用の仕方によって得られるリターンも異なります。
また、当然、投資はリスクも有るため、1つに絞らず、複数運用し分散投資をするのもオススメです。
1つに投資をすれは、失敗すればマイナスになってしまいますが、分散投資なら、複数に投資することで、リスクを分散させることができます。

ただ、何よりも、お金の運用で大事なことは、経験値を高めておくことです。そのためには、若いうちから運用を始めることをお勧めします。定年になり、働くことで得られる収入が無くなってから運用で失敗するよりも、まだ働いて稼ぐ力があるうちに運用で失敗した方が、運用の損失を、働くことで得るお金でカバーできるからです。だから、若いうちの運用の損失は勉強代と考え、少しでも多くの経験を積むようにしましょう。

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